OAフロアとは?どんな種類がある?安くできる?

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社員が増えるのと同時に電話線やパソコンのLANケーブルや電源の配線が増え、見た目が悪い、躓きそうで困っている、という話をよく聞きます。

この記事では、そういった配線の問題をOAフロアによって解決するための方法やその種類、メリット・注意点をまとめてみたいと思います。

OAフロアとは

OAフロア(Office Automation Floor)は、オフィスや商業ビルディングなどの屋内環境で床面を構築するためのフローリングを指します。OAフロアは通常、コンピューターや通信機器などの電子機器の電線やケーブルを隠すために使用されます。OAフロアは多くのオフィスで一般的となっています。

OAフロアの主な特徴と用途とは

  1. 電線配線の隠蔽:OAフロアの最も多い用途は、床下に電線、通信ケーブル、電源コードなどを隠すことです。これにより、オフィスの外観をスッキリ見せることができ、従業員のトリップハザード(躓く危険性)が減少します。
  2. オフィスのデザイン性を向上:OAフロアは床面のリフォームよりも安価に床面のデザインやカラーバリエーションを持たせることができます。これにより、オフィスの内装デザインを綺麗に見せることができます。
  3. 作業効率の向上:OAフロアによって電子機器の配置変更や追加が簡単に行え、オフィスレイアウトの変更がやりやすくなります。
  4. 防音・防振性能:OAフロア床との間に空間を作ることができ、音を吸収できます。静音環境を提供します。また、振動を吸収する効果があると言われています。
  5. メンテナンスがしやすくなる:床材の交換や修理が必要な場合、個別のタイルやパネルを交換することができるため、汚れた箇所の修復が容易です。

OAフロア施工の種類

支柱調整式OAフロア

支柱調整式OAフロア(アジャスタブルフット)は、床下の支柱によって床を浮かせ、高さを調整できる方法です。

電線やケーブルを床下に隠すのに適しており、床下の空間が音の吸収に寄与し、防音性が向上する手法です。

一方で、床下に支柱を配置し、高さを調整する必要があるため、施工がより複雑になり、専門的な技能が必要です。従って、コストがかかります。そのため、他のOAフロア施工方法に比べて高価格になることがあります。

また、支柱が火災時において制約を生じる可能性があり、防火規格に合わせる必要があります。

置敷式OAフロア

置敷式OAフロア(ローストアクセス)は、パネルを床面に直接敷設する方法です。

メリットは、施工が簡単であるということです。パネルを床に敷き詰めるだけで、迅速に施工できます。そのため、店舗や倉庫など、OA環境以外でも使用されることの多い方法です。パネルを持ち上げることで、電線へのアクセスも容易です。

一方で、支柱調整式OAフロアと比べて、高さの調整が限られています。また、パネルを敷き詰める方式のため、防音性に関して他の方法よりも弱くなります。

OAフロア施工の注意点

効果的な机や機器の配置で、職場の生産性を向上できるか否か

  1. 作業スペースの効率的な配置:OAフロア導入の主目的は、作業効率を向上させるためのデスクやワークスペースの再配置と言っても過言ではありません。デスク間の距離やアクセス経路を最適化し、従業員の移動やコミュニケーションがスムーズになるように設計したいところです。
  2. 電子機器の配置:上記に伴うコンピューター、モニター、プリンターなどの電子機器の配置がOAフロア化の肝になります。電源や通信設備にアクセスしやすい配置をしつつ、電源コードやケーブルの整理を行い、見た目をすっきりさせることが必要なってきます。
  3. 快適な作業環境:OAフロアのデザインは、単純な配線の整理だけでなく、従業員の快適な作業環境を提供することが本来の目的だと思われます。適切な照明、エルゴノミクスに配慮したオフィス家具、快適な温度設定など、従業員がストレスなく作業できるように設計された環境で生産性を向上させたいところですね。

耐荷重性能の確保

一般的な商業用のビルでは問題は無いと思われますが、重い設備や機器を設置する場合、耐荷重性能を再確認した方がよいでしょう。

実際の事例では、4トン車分の高さ5cmのパネル3,400枚超を使用したこともあります。材質やメーカーによって異なりますが、一般的にOAフロアパネルの重さはおおよそ1平方メートルあたり10 kgから20 kg程度が一般的と言われていますので、それなりの重量になることは覚悟しておいた方が良いでしょう。

清掃やメンテナンスが必要

掃除は通常の床と同様に掃除機やモップを使用して行います。掃除の頻度はOAフロアの使用状況に応じて決定しますが、通常は週に1回から数週間に1回が一般的です。

また、タイルやパネルの交換は、損傷が見られた場合に実施することが一般的です。コーヒーなどをこぼして大きなシミになったパネルを放置していると、来客の際に印象が悪くなりかねません。

OAフロア施工の成功事例

 

 

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